Command は、 振る舞いに関するデザインパターンの一つで、 リクエストや簡単な操作をオブジェクトに変換します。
変換により、 コマンドの遅延実行や遠隔実行を可能にしたり、 コマンドの履歴の保存を可能にしたりできます。
複雑度:
人気度:
使用例: Command パターンは、 Ruby コードではよく見かけます。 最もよく使われるのは、 UI 要素をアクションでパラメーター化する時のコールバックの代わりとしてです。 また、 タスクをキューに入れたり、 操作履歴の管理などでも使われます。
見つけ方: Command パターンは、 抽象またはインターフェース型 (送り手) 中の行動的メソッド (複数) が違う抽象またはインターフェース型 (受け手) 中のある一つのメソッドを起動することから識別できます。 受け手は、 生成時にコマンドの実装によりカプセル化されています。 コマンドのクラスは通常特定のアクションに限定されています。
概念的な例
この例は、 Command デザインパターンの構造を説明するためのものです。 以下の質問に答えることを目的としています:
- どういうクラスからできているか?
- それぞれのクラスの役割は?
- パターンの要素同士はどう関係しているのか?
main.rb: 概念的な例
output.txt: 実行結果
他言語での Command